防火認定とはある建築材料が建築基準法の技術的基準をクリアし、国土交通大臣によって十分な防火性能を持っていると認められたことを意味し、この様な材料のことを「防火材料」と呼びます。
防火材料として認定されるためには、次の3つの要件を満たす必要があります。
1. 燃焼しないものであること
2. 防火上有害な変型、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること。
3. 避難上有害な煙又はガスを発生しないものであること。
防火認定を受けた壁紙とは、火災時の延焼や、変型、ガス等による二次被害を抑制する性能を備えた壁紙のことを指すということです。
ただし、上記の様な防火性能はずっと持続する訳ではなく、防火認定においてはこの様な防火性能を発揮できなくなるまでの時間によって、認定基準が分類されています。

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